長野県上田市 聖マリア幼稚園のホームページ

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園長先生のお話

 

                                          『ともだち』って
                                     小松 瞳
 
新学期が始まり1ヶ月半ぐらいが過ぎました。そろそろ「お友達」が気になる頃でしょうか?
「お友達と遊んでいるのか、遊べるのか」「お友達との関りは?」「仲間に入れてもらっているのか、あるいは一人なのか」・・・気になりますよね。子どもの話だけでは様子が読み取れず心配なこともあります。
 
 「友達」を検索すると、勤務、学校あるいは志や行動などをいっしょにして、いつも親しく交わっている人々。互いに心を許し合って、対等に交わっている人。とあります。
子どもたちからすると、マリア幼稚園に通っている子どもたちを「友達」としているでしょう。
でもお友達の受け止め方は子ども一人一人違います。勿論遊び方も違います。一緒に遊んでいなくても、見ているだけでも、側にいるだけでも、お友達関係です。話をしたこと、個々ではあっても同じ粘土やお絵かきをしたことがお友達と遊んだという受け止め方になっていることもあるでしょう。今日は一人で遊びたいと思う日もあるでしょう。
お友達の名前が出てこなくても、お友達と遊んだ話をしなくても大丈夫です。幼稚園は子どもの社会です。その中で生活をしているのですから。子どもたちはそれぞれに自分のペースで、距離感で「友達」との関係を作っていきます。日課のように「今日は誰と遊んだの?」ということばかりを聞かないでくださいね。
 


 

定義には
『友達の定義10』・・・①損得勘定なしでつき合える。②お互いに本音を話せるか。
③相手の幸せを純粋に喜べるか。④困難な時に支えようと思えるか。⑤長時間一緒にいても苦に感じないか。⑥お互いの価値観を認め合えるか。⑦もしもの時に駆けつけてくれるか。⑧厳しい意見も言ってくれるか。⑨今後もずっと付き合いたいと思えるか。
⑩久々に再会してもすぐに打ち解けられるか。とあります。
 
なるほど‼(^◇^) 大人にも色々ありますよね。
とても仲の良かった友人に久しぶりに会ったら、なんだか話が合わなくてショックだった。大人になってからの付き合いは、どこか気を遣うもの。くったくなく楽しめた若い頃の友人を大切にしたいのに。たしかに残念なことかもしれません。でもそれは、自分自身が「成長した」ということかもしれません。そして新しく付き合うようになった人たちは、今までの友人と全く違うタイプの人達ばかりになったり。また結婚や就職そして育児で環境が変わると、話題がずれて昔のように盛り上がれなくなったり。それは、自分が変わったから・・・・と考えます。
私も経験ありますが、話をしていると人によって「温度差」を感じることがありますよね。 以前の自分なら喜んでこんな話にのっていたのに、とか会話を新鮮に感じられなくなった、とか。反対に素直に相手に言えるようになったといった変化が感じられたり。それは自分の方が成長したんだと思ってよいようです(雑誌より)。
 
大人もこうやって、人間関係から成長しているように、子ども達も小さいうちから友達を通してたくさんのことを吸収し成長しています。今までは○○ちゃんと遊んでいたのに・・・大きいお友達としか遊んでいないようだ・・・お友達がいないと言っている・・・など親にしたら心配になるようなことですよね。でも子ども達も同じです。自分の思いを伝えられるようになったとき、子ども自身がどう考え変わっていくのかが、成長をしているということなのです。またお友達はたくさんいるのがいいというのが、世間の風潮のように感じますが、そんなことはありません。たくさん作るということより、良い関係性を築いていくことの方が大切です。小さい子と遊ぶことで、または大きい子と遊ぶことで友だち関係が上手く行ったり、男の子と遊ぶことで、女の子と遊ぶことで、遊びが発展したりすることもあります。未満、年少、年中、年長、男の子、女の子、を決めつけず、色々な関りの中で自分の思いを伝え関係を作っていくことが大事です。
 
日によって遊ぶ友達が変わることも、一人だったり二人だったりすることも、けんかで終わることもあるでしょう。みんな含めて、「友達」との関りをつくるために大切な過程と考え見守っていきましょう。